インドで2日、新型コロナウイルスによる累計死者数が40万人を突破した。

その半数は同国が感染第2波に見舞われた過去数カ月に死亡した。

感染者数は累計3045万人と、米国の3300万人に次ぎ世界で2番目に多い。

米国の死者数は60万4000人で、ブラジルは51万8000人。

インド保健省の2日の発表によると、過去24時間に確認された死者は853人。

累計死者数は4月末に20万人となり、その後わずか28日間で30万人に達し、さらに39日間で40万人を超えた。

第2波では4月から病床不足が深刻になり、ピークだった5月は死者の急増で遺体の処理が追い付かず、 多数の遺体がガンジス川に流される状態となった。

ピークを越えた後は、1日当たりの感染者数が安定的に減少しているが、 活動制限の段階的緩和やインドで初確認した「デルタプラス」と呼ばれる変異株の影響が懸念されている。

また、インドのラジャギリ社会科学大学のリジョ・M・ジョン教授は国内全ての州で死者数が過少報告されていると指摘する。

集計システムのタイムラグが主な原因だという。

国内で最も貧しい州の一つであるビハール州は先月、 裁判所の命令を受けて州内のコロナによる死者数の累計を5424人から9429人に修正した。