各地の自治体が争うようにしてワクチン接種を進めている事もあり、新型コロナの感染者や死者の増加が減速している。

保健省によると、6月30日現在の感染者は1855万7141人で、7日間の新規感染者は1日平均5万8323人に落ちた。

また、死者は51万8066人で、週間の死者の平均が1565人/日に落ちた。

1日平均の新規感染者が5万人台になったのは5月8日の5万9986人以来、 死者の平均が1500人台になったのは3月9日の1573人以来だ。

新規感染者や新たな死者の増加が減速している事への公式見解は出ていないが、 可能性が高いのはワクチン接種の普及や被接種者とその家族が自重している事だ。

6月30日現在のワクチン接種数は1億147万6804回で、接種完了者(2回接種または1回だけでよいワクチンを接種)が2710万人いる。

保健省によると、同日の接種数220万回は予測以上で、現在の接種総数は世界4位だ。

また、同日は、サンパウロ州の集中治療室の占有率が74・8%に落ち、ここ3カ月間で初めて75%を下回った。

サンパウロ大都市圏の集中治療室占有率は68・9%となった。

ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事が6月30日に発表したところによると、サンパウロ州の成人の53%が、 コロナワクチンの接種を少なくとも1回は受けたという。

1870万人が接種を受けたことになり、2回目の接種を終えた人も18%に至っているという。

サンパウロ州は依然として集中治療室への入院率が高く、注意が必要で、第2回目の接種を受けていない人もいる。

だがこのところ、全国的に死者数増加のペースが落ちてきている背景には、まずワクチン接種の浸透があげられる。

サンパウロ市は現在、42歳と43歳が接種中。

予定通りに行くと、15日からはいよいよ30代の接種がはじまる。

対象年齢が下がってくるのに伴って、新たな感染者や死者の数が減ってくれればうれしいが。