背景にあったのは「小豆へのこだわり」 圓岡 志麻 執筆業 7月1日は「井村屋あずきバーの日」。

井村屋のあずきバーと言えば、非常に「固い」ことで有名だ。

ネット上では「以前よりも固くなっている」といった意見も見られるが、果たして本当なのだろうか? 井村屋株式会社の方にお話を伺った。

今年3月に最高記録を更新! 2021年3月期、グループ全体の売上げはコロナの影響で前期比0.4%減の421億5200万円となったものの、冷菓や冷凍食品は伸長し、中でもあずきバーシリーズの売上げ本数は前期比116%の2億9200万本と、過去最高を記録した。

まず気になるのが、コロナ禍の今、あずきバーが過去最高の売上げを更新した理由だ。

井村屋株式会社 商品開発担当の嶋田孝弘氏は次のように分析する。

「コロナ禍であずきバーが売れた理由は3つあると考えています。一つには、巣ごもり需要。もともと1本入りタイプよりも箱入りタイプの「BOXあずきバー」の人気が圧倒的に高いのですが、とくに昨年はアイス業界全体でファミリーパックの需要が高まり、箱入りタイプの売れ行きを押し上げました。

また、コロナ禍での買い物時間短縮や経済不安を受け、目新しいものよりは定番品を購入する傾向が強かったと感じています。

最後に、小豆の健康効果への期待ですね。

こちらについては推測の域を出ないのですが、コロナに負けないよう小豆で免疫力をつけよう、という風潮が高まったことが影響していると思われます」 同社でも既に10年前よりwebショップを立ち上げており、年々売上げを増やしてきている。

webショップの品揃えは、アイスの場合は「BOXあずきシリーズ6箱セット」「駄菓子アイスアソートセット」などセット商品がメインで、巣ごもり需要の高まりを受けてネット通販の売上げがさらに伸びているそうだ。

→初代社長の一言がヒントになった