700年以上の伝統があるとされる福岡・博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」が1日開幕し、 福岡市内の各所で豪華絢爛(けんらん)な飾り山笠がお目見えした。

昨年は新型コロナウイルスの影響で公開されたのは1基のみ。

今年は男たちが街中を疾走する「舁(か)き山笠」が2年連続見送られたが、 飾り山笠は感染防止策を徹底して12カ所での公開となった。

同市博多区の上川端商店街では、迫力ある金剛力士像や、疫病退散の伝承がある妖怪 「アマビエ」の人形などが飾られた飾り山笠が登場し、午前9時から神様を招き入れる 「御神入(しんい)れ」をした。

八番山笠・上川端通のトップ、平田政広総務(81)は 「飾り山笠が建ち、伝統を引き継げてうれしい。新型コロナの収束を願っている」と語った。

飾り山笠は、祭り最終日の15日未明まで見られる。

博多祇園山笠振興会は感染拡大防止のため、 観覧の際の注意点などをまとめたガイドラインをホームページで公開している。

公開に先立ち、御神入れが行われた上川端通の飾り山笠=福岡市博多区で2021年7月1日午前9時13分 公開された上川端通の飾り山笠=福岡市博多区で2021年7月1日午前10時5分