47news2021.7.1 8:40 陰キャ、コミュ障、ぼっちあるあるなどを動画で発信し、多くの“ぼっち”の共感を得ているYouTuber・コスメティック田中。

概要欄には「皆でワイワイするのが苦手。感情表現が少なく何を考えてるか分からないと言われる。基本は1人でいたいけど、全く構ってもらえないのもイヤだったりする」とあるが、YouTubeを通して多くの支持を得ている今、やはり共感や仲間の喜びを感じているのだろうか。

動画発信のきっかけや反響による自身の変化をコスメティック田中に聞いた。

■他人に興味を持てない、飲み会での会話が楽しめない、LINEグループに入れない… ――田中さんが1人好きになったのはなぜでしょうか。

私の少し病的なところかもしれませんが、身の回りにいる人にあまり興味が持てません。

これまで人と関わる機会は何度もありましたが、深い仲になるタイミングを毎回逃して、孤立してきました。

大人になって少し改善した部分もあるのですが、いまだに飲み会などでの会話は「そんな愚痴・ゴシップネタより、もっと話すべき面白い話題があるだろう」「そんなこと聞かなくても、Googleで調べればすぐ分かるじゃん」といった感想を抱いてしまい、心を閉ざしがちです。

――ご自身はいつ頃から“陰キャ”だと思われたのでしょうか。

明確につまずいたのは高校生です。

みんなどこかしらのグループに属していましたが、私はポツンといることのほうが多く…。

クラス全員がスマートフォンを持っている世代でしたが、LINEグループなどの「ともだち」に入ることができませんでした。

SNSは「0か1か」の人間関係が可視化されてしまうので…。

確かに自分は「ともだち」ではないよな、ハハハと、ニヒルな笑みを浮かべながら毎日登校し続けました。

――“陰キャ”で得すること、損なことは何だと思われますか。

飲み会やパーティに時間を使わないので、自分と向き合う時間が多くできるのはいいですよね。

損だと感じる部分は、やはり集団・組織でのコミュニケーションです。

大学の研究室で、先輩に「そんなんで将来どうするの?」とか言われてしまったときは、少し落ち込みました。

会社内の評価も人間がするものなので、やはり人に気に入られるのが上手いほうが、給料とか職位が上がりやすいと思います…。

――実際の動画内では「陰キャ」「コミュ障」「ぼっち」に関するコンテンツを発信されているのはなぜでしょうか。

コスメ関連の話ではボロが出ると思ったので、等身大でやるしかない気がしました。

インフルエンサーというと、自信と承認欲求に満ち溢れている、Instagram等のキラキラした方々が思い浮かびますが、自分はそういった人になれません。

「友達とリア充、陽キャウェーイ」といった動画は似たような投稿者が多いので、そもそも再生されるか怪しいです。

とはいえ、「とりあえず陰キャアピールしとけばOK」「陰キャである自分が誇り」みたいになってしまうのも、ちょっと痛々しいんですよね。

このインタビューも、果たしてどんな煽り方で世に出るのか、不安なところはあります。

――“陰キャ”の特徴は何だと思われますか。

うーん難しいですね…。

現在の陰キャ界隈では、「こいつは本物の陰キャ」「こいつはビジネス陰キャ」といった、謎の格付けが流行っています。

しかし、実際の人間はそういった「0か1か」ではなく、もっと曖昧な性質があるようです。

極論、人間は誰しもが陰キャな部分を持ち合わせているのではないでしょうか。

僕は学生のころ、世間の人みんなが人付き合いが得意で、毎日がハッピーでラウンドワン行って恋をしている、といった陽向の存在だと思っていました。

それに対し、自分は誰にも見向きされず、ポケモンをやっているだけの日陰者ぐらいに思っていました。

でも大人になって「陽向の存在」の人と喋るような機会もでてきたのですが、凄く順調な人生に見えていた人が別の場で落ち込んでいたり…段々こう、単純ではないことが分かってきました。

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