米ペンシルベニア州ノリスタウンの裁判所に到着したビル・コスビー受刑者(2018年9月24日撮影、資料写真)。

【翻訳編集】 AFPBB News ビル・コスビー受刑者釈放 性犯罪の有罪評決破棄 【AFP=時事】(更新)米ペンシルベニア州最高裁判所は6月30日、15年前に女性に性的暴行をしたとして米コメディアンのビル・コスビー(Bill Cosby)受刑者(83)に言い渡されていた有罪評決を破棄し、同受刑者の釈放を認めた。

セクハラ告発運動「#MeToo(私も)」にとって打撃となる判決だ。

 コスビー受刑者は、2004年にフィラデルフィア(Philadelphia)の自宅でアンドレア・コンスタンド(Andrea Constand)さんに性的暴行を加えたとして、2018年に有罪評決を受けていた。

#MeToo運動が世界的に拡大して以降、著名人が性的暴行で有罪となったのは同受刑者が初めてだった。

 コスビー受刑者は禁錮3年以上10年以下の量刑を言い渡され、これまでに2年余りの刑期を終えていた。

だがペンシルベニア州最高裁は、同受刑者が公正な審理を受けられなかったとして、有罪評決を破棄。

当局によると、同受刑者は釈放された。

 コスビー受刑者に対しては60人以上の女性が性的被害を告発していたが、コンスタンドさん以外の事案は出訴期限が過ぎていたため、訴追には至らなかった。

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