アメリカ・メイン州の拘置所に、ひとりの男が勾留された。

自由になるため、男が保釈金として差し出したものは「ニセ札」だった。

 6月26日の朝5時頃、車による強盗事件が起き、捜査がすすめられた。

地元の保安官が声をかけたのは、女友達と口論しながら歩いていたマイケル・デーシェンス容疑者だった。

 取り調べの結果、早朝の強盗事件には関与していないと判明したが、その一方、過去に起こした「別の強盗事件」で逮捕状が発行されていることが明らかに。

そのまま、あえなく逮捕されてしまった。

 日本でも馴染みのある「保釈金」。

一定の金額を納付することで、公判まで、逮捕・勾留された人物の拘束を解くものだ。

現地の保安官事務所の発表によると、デーシェンス容疑者は、自由を求めて即座に保釈金を払ったという。

 だが、自由の身になるかと思われたが、事態は一変。

なんと、支払ったお金のなかに、2枚のニセ100ドル札があったのだ。

結果、罪状に「通貨偽造」の容疑が追加されてしまった。

 デーシェンス容疑者は、その日のうちに本物の100ドル札で保釈金を支払い、自由の身になった。

初公判は8月4日にひらかれる予定だ。