新型コロナウイルスのワクチンを「接種したくない」と考える人が11・3%いることが国立精神・神経医療研究センター(東京)などの調査でわかった。

若い世代ほどその割合が高く、男性より女性のほうが抵抗感が強い傾向が見られた。

 調査は2月、全国の15~79歳の男女2万6000人を対象にインターネットで実施した。

ファイザー製のコロナワクチン  「接種したくない」人は、15~39歳の若年層では女性が15・6%、男性14・2%だった。

40~64歳では女性13・2%、男性10・6%と年代が上がるにつれてその割合は減り、65~79歳では女性7・7%、男性4・8%となった。

最も高い15~39歳女性と、最も低い65~79歳男性を比べると、3倍以上の開きがあった。

 接種を嫌がる理由としては、「副反応が心配」が73・9%と最も多く、「あまり効果があると思わない」19・4%、「ワクチンを打ちに行く時間がない」8・8%が続いた。

 同センタートランスレーショナル・メディカルセンターの大久保亮室長は「特に接種を嫌がる人たちに向けて、有効性と副反応の正確な情報が伝わる工夫が必要だ」と指摘している。