大会組織委員会は、オリンピックとパラリンピックに関わるすべての大会ボランティア、 7万人分のワクチンが確保できたことを明らかにしました。

新たに追加されたのは、モデルナ製です。

1回目の接種は、30日から来月3日まで。

その後、1カ月の間を空けて、2回目の接種は、来月31日から予定されています。

しかし、この日程では、来月23日に始まる大会期間にかぶっていて、 ボランティア活動が始まるタイミングには、間に合いません。

ボランティアらが、2回目のワクチン接種を受けず、大会に臨むことに、不安の声が上がっていることについて、 オリンピックを担当する丸川珠代大臣は29日、「1回目の接種で、一次的な免疫をつけて頂く」との見解を示しました。

“一次的な免疫”とは、どういう意味なのでしょうか。

実は、1回目の効果については、アメリカのCDC(疾病対策センター)が、モデルナ製とファイザー製のワクチンを調査した結果、 1回目だけの接種でも、2週間後に感染リスクが80%減少したと発表しています。

しかし、1回目の接種を受けた後に感染した事例は度々、報告されています。

■ワクチンの有効性「2回接種から…」 実際、自民党の額賀福志郎元財務大臣(77)は、今月20日に1回目のワクチン接種を受けた後、26日に発熱、28日にPCR検査を受け、感染が確認されました。

また、静岡市の高齢者施設では今月、1回目の接種を終えた入居者などの間で、クラスターが発生しています。

ワクチンの有効性について、今月16日、“新型コロナ”担当の西村康稔大臣も「2回接種、そこから2週間経てば効果が出るといわれていますので。 そうしたことも頭に置いて、活動して頂きたい」と話していました。