2021/6/30 13:20  データベースサービス会社の利用規約に反して不正に軍事技術関連の文献を入手したとして、神奈川県警は30日、電子計算機使用詐欺の疑いで、在日ロシア通商代表部職員の男(42)を書類送検した。

男は同課の出頭要請に応じず、12日にロシアへ出国している。

 書類送検容疑は、同県座間市の元調査会社経営の男性(70)と共謀のうえ、令和元年に論文などの文献情報の複写・提供を行うデータベースサービス会社に対し、実際は男性から文献を譲り受ける意図があることを隠して、男性に会員登録をさせ、軍事技術関連の文献コピー8点を不正に入手したとしている。

 捜査関係者によると、10日に同容疑で逮捕された男性は、30日に処分保留で釈放された。

男性はこれまでの取り調べに約30年間、ロシア政府関係者と接点があったなどと供述。

ロシア側の求めに応じて情報を提供することで、「(見返りとして)1千万円以上受け取った」などとも話していた。