準大手ゼネコン「前田建設工業」(本社・東京)の元現場幹部らが東日本大震災の復興事業に絡み、下請け業者から接待や現金提供を受けていたことが、同社が2017~18年に行った内部調査で判明した。

復興事業に絡む業者からの利益供与は、鹿島東北支店の元幹部にとどまらず、ほかのゼネコンにも広がっていた。

島元幹部を在宅起訴 復興事業巡り脱税の罪 仙台地検  前田建設のJV(共同企業体)は、震災後の12、13年、環境省が発注した福島県楢葉町の除染などの工事約320億円を受注。

双葉町では除染・解体工事(約120億円)のほか、中間貯蔵施設の本体工事(約269億円)を受注するなど復興工事で売り上げを伸ばした。

 この両町の工事をめぐり、前田建設は17~18年に弁護士を入れた内部調査を実施。

複数の業者や社員らを聴取した結果、同社関係者によると、当時の現場幹部らが業者から過剰な接待や現金提供を受けていたことが判明したという。

 前田建設の協力会社の内部資…(以下有料版で,残り641文字) 朝日新聞 2021年6月29日 20時00分