[25日 ロイター] – 中国の新疆ウイグル自治区で家族の行方が分からなくなったと証言する米IT大手グーグル傘下「ユーチューブ」上の数多くの動画が、投稿主の人権団体の手で知名度の低い別の投稿サイト「オデッシー」にバックアップで移されつつある。

ユーチューブが一部投稿を削除したためという。

消息筋2人がロイターに語った。

 人権団体は「Atajurtカザフ」。

新疆での人権侵害に関心を呼ぼうする努力が「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」などの国際組織から評価されているが、2017年創設以来、カザフスタン当局からたびたび弾圧を受けている。

 ロイターは、ユーチューブ上のチャンネルの共同創設者である新疆生まれのカザフの活動家と電話で話した。

自身も当局から何度も検挙されてきたという同氏によると、5年前にはカザフ当局者から、新疆の状況の説明に「ジェノサイド」の言葉を使わないように命じられた。

同氏は、これが中国政府からカザフ政府に圧力がかかった結果だと受け止めている。

同氏は投稿動画について「事実以外の何物でもない。証言している人々は愛する家族のことを語っているだけだ」と話した。

 当該のユーチューブのチャンネルは17年以来、動画1万1000本近くを投稿し、再生回数は計1億2000万回を超えた。

家族や親戚が新疆で連絡が取れなくなり行方不明になったとカメラに語り掛ける映像だ。

国連の専門家や人権団体は新疆で近年、100万人超が拘束・収容されたと推計している。

 ロイターが確認したスクリーンショットによると、チャンネルは6月15日、ユーチューブの指針に違反しているとして凍結された。

動画12本について、「ネット上のいじめや嫌がらせ」を禁じる個人情報開示の規約に反していると「報告」があったのがきっかけとみられる。

…続きはソースで。

2021年6月28日 17時12分