※NHK 2021年6月22日 20時06分 コロナ禍にもかかわらず、いまタワーマンションの売れ行きが好調です。

都心の話ではありません。

人口数十万の地方都市でです。

民間の不動産調査会社によりますと、去年、3大都市圏を除く地方で完成したタワーマンションの部屋数は、この10年で2番目に多くなりました。

地方の不動産市場で何が起きているのか、その実態に迫ります。

(山形局記者 堀征巳) 山形で相次ぐタワマン建設 舞台は人口およそ25万の山形市。

いまタワーマンションの建設が相次いでいます。

市役所に近い中心部のエリアに、ことしだけで20階建てのタワマンが2棟完成しました。

来年と再来年にも15階建てのマンションが1棟ずつ完成する予定です。

こちらは、ことし4月に完成したばかりのマンションです。

場所は去年1月に閉店した老舗デパートの目の前。

当初は閉店の影響が懸念されましたが、売り出された144戸のうち7割以上がすでに売却済みだと言います。

建物の1階部分にはコンビ二が出店し、7月には生鮮食料品を販売する商業施設もオープンする予定です。

こうした利便性から人気が高まっているということです。

同じ山形市の中心部には、ことし2月にもタワマンが完成しました。

こちらの部屋数は171、平均価格は3LDKから4LDKでおよそ4200万円と、周辺の相場より高めですが、それでも完成前の去年12月までに完売しました。

建設ラッシュの理由は なぜ地方都市の山形で、タワマンの需要が高まっているのか。

マンションを販売した不動産会社「タカラレーベン東北」の原忠行社長に話を聞きました。

「タカラレーベン東北」原忠行社長 原社長は「コロナ禍で自宅にいる時間が長くなったことで、中心部でより快適に過ごしたい、リモートワークに取り組める書斎的なスペースが欲しいという客が増えてきた」と話しています。

マンションを購入した人の70%あまりが山形市民で、その4割程度は、持ち家から住み替える人だということです。

その上で、山形特有の理由として、▽高速バスを利用すれば、仙台に1時間で行くことができ通勤通学に便利なこと、▽山形新幹線で首都圏にも行きやすいことなどを挙げていました。

続きは↓