都直営の中央卸売市場「食肉市場」(港区)が、東京国税局の税務調査を受けて2018年度までの3年間で消費税約1億600万円の申告漏れを指摘されていたことが16日、都への取材で分かった。

税額算定を誤ったのが原因。

追徴税額は過少申告加算税などを含む約1億2400万円で、都側は昨年、修正申告したという。

 消費税の納税額は、商品の売り上げで受け取った消費税から、仕入れの際に支払った「課税仕入れ」にかかる消費税額を差し引いて算定する。

 都によると、市場の運営資金に充てるために発行した都債の元本返済額を誤って課税仕入れの対象に盛り込み、申告漏れが生じたという。

都の担当者は「国税局の手引などに基づき適正と判断して処理していた」と説明している。

 食肉市場は都内に11カ所ある都中央卸売市場の一つで、国内最大規模の取扱量となっている。

毎日新聞 2021/6/18