22日午前7時25分ごろ、福岡市博多区堅粕1の市営団地から「親子げんかで包丁で刺したようだ」と110番があった。

福岡県警博多署員が駆けつけると10~60代の男女5人が重軽傷を負っていたため、近くにいた男性の身柄を確保。

男性も両腕をけがしていたため治療を待って事情を聴き、殺人未遂容疑で逮捕した。

 逮捕されたのは男女の親族で同じ団地に住む無職、岩崎樹輝弥(じゅきや)容疑者(20)。

逮捕容疑は22日午前7時15分ごろ、別の部屋に住む母(42)の頭を刃物で切りつけるなどして殺害しようとしたとしている。

「覚えていない」と容疑を否認しているという。

母は全治約1カ月の重傷。

残る4人はおじが頭や右手首に約2週間のけがをした他、妹と祖母、知人女性が軽傷を負った。

 現場はJR博多駅の北約1キロの団地や商店が並ぶ一角。

近所の30代女性は「叫び声が聞こえ、黒いシャツの男性が腕から血を流しながら女性の髪の毛を引っ張る姿が見えた」と話した。

【佐藤緑平、中里顕】 毎日新聞