復興庁は、東京五輪開幕直前の7月4~17日に、東日本大震災で被災した東北3県で、地元の小学生がサッカー、ラグビー、野球の元プロ選手らと交流する「子ども復興五輪」を開催することを決めた。

本番前の競技会場を見学し、子どもたちに復興五輪を体感してもらう趣向だ。

【写真特集】光の記憶…デジタルカメラが捉えたオリンピアン躍動の記録  「子ども復興五輪」は、各県内の地元チームに所属する小学生計約140人を招待する。

サッカーは7月4日に宮城県利府町で、ラグビーは同10日に岩手県釜石市で、野球は同16、17日に福島市で開催。

サッカーは元日本代表の平山相太さんや佐藤寿人さんが、野球は元ロッテの里崎智也さんらが技術を伝える教室を開く。

東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督らもビデオメッセージで登場するという。

 利府町には五輪サッカー会場の宮城スタジアムが、福島市には野球・ソフトボール会場の県営あづま球場があり、小学生らは各会場を見学する予定。

一方、ラグビーは2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)会場となった釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで、地元の釜石シーウェイブスの選手らが小学生らと交流する。

 イベントでは、震災の「語り部」の話を聞く機会も設けられる。

復興庁幹部は「地元で五輪が開かれるこの機会に、子どもたちに復興の歩みを再確認してもらいたい」と話している。