【ロンドン時事】英紙タイムズは22日、ロンドンで7月に開催されるサッカー欧州選手権の準決勝と決勝で、観客数の上限を約6万5000人とすることで英政府と欧州サッカー連盟(UEFA)が合意したと報じた。

東京五輪は新型コロナウイルスの感染拡大懸念から観客数を最大1万人としたが、ワクチン接種で日本に先行する英国では五輪前の大型イベントで大観衆を受け入れる。

準決勝の2試合は7月6、7日に、決勝は同11日にいずれもロンドンのウェンブリー競技場で行われる。

ウェンブリーの収容人数は9万人で、全体の約4分の3が埋まる見通しだ。

   報道によると、観客はワクチン2回接種か検査陰性の証明書の提示が求められる。

サッカー関係者やスポンサー、メディア関係者は英入国に際して10日間の隔離を免除される可能性が高いという。

 ただ、足元ではインド由来のデルタ株がまん延し、英国の1日の新規感染者は1万人を超えている。

英政府は当初6月21日にコロナ規制を全面解除する予定だったが、7月19日に延期した。

 これを背景に、イタリアのドラギ首相は21日、「感染のリスクが非常に高い国で開催しないことを支持する」と述べ、決勝のローマでの代替開催を主張した。

欧州メディアによると、ドイツ国内にもミュンヘンへの決勝誘致を目指す動きがある。