※2021/06/22 10:53毎日新聞  ◇スマホゲームの「おみやげ」再現  「十万石まんじゅう」の十万石ふくさや(埼玉県行田市)が、スマートフォン向けゲームアプリ「ドラゴンクエストウォーク」とコラボした「10万ゴールドまんじゅう」が大ヒットしている。

発売開始以降、朝に店頭に並べても昼ごろには売り切れてしまう盛況ぶりだ。

期間限定商品で、8月31日まで。

【山越峰一郎】  「うまい、うますぎる」のテレビCMで有名な十万石まんじゅう。

一方のドラクエウォークは2019年9月にスクウェア・エニックス(東京都)からリリースされた位置情報ゲームで、ゲームエイジ総研(東京都)によると、2年近くたっても1週間に1回以上遊ぶユーザーが約110万人いるほど人気を維持している。

 ゲームでは、現実の位置情報と同期したゲーム内の「ランドマーク」を訪れてプレーすることで「おみやげ」と呼ばれる特別なアイテムが手に入る。

メットライフドーム(埼玉県所沢市)付近では、小判型の「白いまんじゅう」が入手できた。

ふくさやの担当者によると、社内では以前から「あれ、うちのだよね」という声が上がっていたという。

 その後、ゲーム内のおみやげを実際に再現する「リアルおみやげプロジェクト」の第2弾としてスクエニから声が掛かり、共同開発した。

コシヒカリの粉にすりおろした大和芋を混ぜ込んだ白い皮と十勝産小豆のこしあんという本来の姿は変えず、見た目はゲーム内の白いまんじゅうそのまま。

「10万G」(Gはゲーム内の通貨単位)とスライムタワーをデザインした2種類の焼き印と、筆書きでインパクトのある外箱にこだわった。

担当者によると「スライムの形にする」「色を青くする」などのアイデアも出たが、最終的には一番自信がある形に落ち着いたという。

筆文字は社内で公募した。

 担当者は「スマホ限定のゲームで告知もネットのみ。当社の客層と重ならず、売れるか半信半疑でした」と話す。

ところが、6月13日の発売と同時に、子供の頃にドラゴンクエストで遊んだであろう30~40代の男性を中心に20~70代の幅広い層が殺到。

県外ナンバーの車で訪れる客も多いという。

当初の生産数は1万箱だったが、すぐに2万箱を追加生産し、更に4万箱の追加生産を決めた。

 1箱(5個入り)780円。

埼玉土産という位置づけのため県内の38店舗のみで販売(店舗により販売する曜日が異なる)。

オンラインショップでも毎日午前10時から販売を行っている。

現在は1人3箱までの制限がある。

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