インドで21日、全土での1日の新型コロナウイルスワクチン接種が830万回と過去最多になった。

連邦政府は接種計画の混乱が感染流行の第2波を悪化させたとの批判が続いたことで、全成人に無料接種する計画に取り掛かっている。

モディ首相は今月、国内メーカーの全ワクチンの75%を連邦政府が買い上げ、無料で州政府に配布すると発表した。

1日での接種がこれまで最も多かったのは4月5日の450万回だったが、その後はペースが大きく鈍り、平均で300万回を下回っていた。

専門家は、12月までに成人9億5000万人に接種する目標を達成するには、1日1000万回の接種が必要と指摘している。

現状で2回目の接種も済ませた人はインドでは5%に満たない。

連邦政府は今月に入り、7月や8月には1日1000万回が可能と表明するようになったが、 政府顧問のビノッド・クマール・ポール氏は21日、CNBCテレビ18で、1日1000万回はきちんと設定された目標ではないと述べている。

インドで接種されているのは、国内でライセンス生産している英アストラゼネカのワクチンと、 バーラト・バイオテックが開発した国産ワクチン。

政府は米ファイザーなど外国のワクチンの確保にも努めるようになっている。