感染力の非常に強い新型コロナウイルス変異株「デルタ」が、米国内のワクチン接種が遅れている地域で広がっていることが、 ゲノム関連企業ヘリックスの分析で明らかになった。

同社は米国内の700余りの郡で実施されたコロナ検査から約2万点のサンプルを分析。

デルタ株の感染は、ワクチン接種率が低い郡で高い郡よりもはるかに急速なペースで広がっていることが示された。

接種が進んでいない一部地域でのデルタ株の広がりは懸念される。

さらに変異が起きる機会を提供しかねないためだ。

ヘリックスの科学担当バイスプレジデント、ウィリアム・リー氏は「デルタ株は世界で感染拡大をもたらしている。米国でも同じようだ」と指摘した。

同社の研究結果はまだ査読を受けておらず、オンラインで公表する予定だという。

米疾病対策センター(CDC)によると、米国では全人口の45%余りがこれまでにワクチン接種を完了している。

だが、ブルームバーグ・ニュースの最近の分析では、少なくとも482の郡では接種を完了した人が25%に達していない。

2700郡の分析に基づいている。