サッカー・ドイツ2部のザンクトパウリを退団した元日本代表FW宮市亮(28)が今夏、J1横浜Mに移籍することが21日までに確実となった。

複数の関係者が明らかにした。

メディカルチェックなどを経て、近く正式契約を結ぶとみられる。

 宮市は抜群のスピードが武器のアタッカーで、2010年12月に愛知・中京大中京高からイングランド・プレミアリーグの名門アーセナル入り。

当時アーセン・ベンゲル監督から直接ラブコールを受け、Jクラブを経由せず欧州へ渡ったため、横浜Mへの移籍が決まれば、Jリーグでプレーするのは初めてとなる。

 宮市は渡欧直後、期限付き移籍したオランダ1部のフェイエノールトで活躍。

その後、プレミアリーグのボルトン、ウィガンを経て、13―14年シーズンにはアーセナルで欧州チャンピオンズリーグにも出場したが、足首や大腿(だいたい)部などの度重なる大きな故障で伸び悩んだ。

 15年夏にザンクトパウリ入り後も、両膝の前十字靱帯(じんたい)断裂など不運な故障に見舞われ、今季はわずか1試合出場。

プロキャリアを再構築するべく、約11年半過ごした欧州を離れ、再起の地として、19年Jリーグ王者を選んだもようだ。

▼宮市亮(みやいち・りょう) 1992年12月14日生まれ、愛知県岡崎市出身の28歳。

183センチ、70キロ。

小学3年からサッカーを始め、愛知・中京大中京高2年時にU―17W杯出場。

2010年12月にイングランド・プレミアリーグのアーセナル入団。

翌11年1月、オランダ1部のフェイエノールトに半年間の期限付き移籍。

アーセナル復帰後、再び期限付き移籍したボルトンでプレミアリーグでは日本人史上最年少となる19歳2カ月で初得点。

ウィガン、アーセナル、トゥエンテでプレー後、15年夏に加入したドイツ2部のザンクトパウリで6季通算リーグ戦77試合出場、8得点。