菊地慶剛 | スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師 6/21(月) 12:12 【米メディアがデュラント選手の五輪参加を報道】  東京五輪の開催がいよいよ約1ヶ月後に迫る中、日本人アスリートの活躍とともに人々の関心を集めるトピックの1つが、男子バスケットの米国代表チーム、いわゆる「ドリームチーム」ではないだろうか。

 1992年のバルセロナ五輪以来NBAのスーパースターたちが揃うドリームチームは、米国のみならず世界中から注目を集める存在であり続け、今回の参加選手も今月中に正式発表される見通しだ。

 そんな中スポーツ専門サイトの『The Athletic』(有料サイト)が現地時間の6月20日に報じたところによれば、ロンドン、リオデジャネイロと過去2大会でドリームチーム入りし金メダルを獲得しているケビン・デュラント選手が、今回も参加する意向を示したとしている。

 もしこれが事実ならば、日本のバスケットファンにとってこれほどの朗報はないだろう。

【NBAプレーオフ敗退でシーズン終了】  過去2大会で中心選手の1人だったデュラント選手は、今シーズンからネッツに所属。

シーズン中は35試合の出場に止まったものの、1試合平均26.9ポイントを記録するなどして、チームはシーズン成績を48勝24敗とし、東カンファレンス2位でプレーオフに進出していた。

 セルティックスのプレーオフ1回戦を制した後、カンファレンス準決勝で同3位のバックスと激突。

シリーズは最終第7戦までもつれる死闘を演じ、その第7戦も、デュラント選手が48ポイントをあげる活躍もあり延長戦にもつれ込む接戦となったが、最終的に111対115で敗れ、ネッツのシーズンは終了したばかりだった。

 一方ドリームチームは、7月6日からラスベガスで実施されるトレーニングキャンプで始動する予定で、デュラント選手は何の支障もなく参加できる状況になっていた。

【八村塁選手の同僚ビール選手も参加?】  さらに記事によれば、デュラント選手の他に5選手がドリームチームに参加する意向を示しているという。

 それらは、八村塁選手の同僚でオールスター戦3回出場を誇るブラッドリー・ビール選手、現在もプレーオフを戦っているサンズの若きエース、デビン・ブッカー選手、オールスター戦6回出場を誇るダミアン・リラード選手、セルティックスのスコアリーダー、ジェイソン・テイタム選手、ウォリアーズの黄金期を支えた1人、ドレイモンド・グリーン選手──の5選手だ。

 これら5選手についても、選手自らが公の場で参加表明しているわけではなく、あくまで報道レベルに過ぎない。

それでも彼らが参加するとしたならば、錚々たる顔触れが揃うことになる。

【辞退表明したジェームズ選手に対しカリー選手は五分五分か】  ただ残念なことは、レブロン・ジェームズ選手がすでに辞退を表明していることだ。

 レイカーズがプレーオフ1回戦で敗退が決まった後、五輪参加について聞かれたジェームズ選手は「それはない。この夏は五輪に出場する代わりに、練習スカッド(ドリームチームの練習相手)でプレーすると思う」と話し、辞退を表明している。

 一方ジェームズ選手に匹敵する大物選手のステフィン・カリー選手は、これまで米国代表として五輪に出場した経験がなく、参加が期待されるところだが、記事によれば、現時点で本人の意思表示はなく、“五分五分”だとしている。

 果たして最終的にどんなメンバーがドリームチームに名を連ねるのか。

正式発表が待たれるところだ。