女子向けファッション誌「Seventeen」(集英社)が、今年9月発売号をもって休刊することがわかった。

業界関係者の間では、「事実上の廃刊になる」とみられており、読者はもちろん、同誌出身の芸能人たちにもショックが広がりそうだ。

 「Seventeen」の原点は、集英社の少女週刊誌「マーガレット」(現漫画誌)の“お姉さん雑誌”といった位置づけで1968年に創刊された「週刊セブンティーン」。

以降、88年に隔週刊行の「SEVENTEEN」にリニューアルし、08年10月から表記が「Seventeen」となって月刊化するなど、形を変えながらも50年以上続いてきた。

「出版業界全体が長い不況に陥っている中、新型コロナウイルス感染拡大の煽りを受けて、ますます厳しい状況となっているため、9月に発売される10月号をもって“一旦休刊”という形を取るようです。とはいえ、そのままフェードアウトして実質的には休刊となりそうです」(芸能プロ関係者)  「Seventeen」は、ティーン向け雑誌の代表格的存在。

年に一度の「ミスセブンティーン」オーディションや、大手芸能プロダクションから“期待の若手”が定期的に選出されてモデルデビューし、同誌卒業後、人気女優へと成長を遂げた者も多い。

「歴代のセブンティーンモデルには、北川景子、榮倉奈々、広瀬アリス&すず姉妹、橋本愛、新川優愛、中条あやみ、永野芽郁など、現在女優として第一線で活躍する豪華な顔ぶれが並んでいます。また、現役のセブンティーンモデル・大友花恋や久間田琳加も若い世代に人気が高く、清原果耶に至っては、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で主演中。アイドルグループ・日向坂46の中心メンバーである小坂菜緒も、18年から専属モデルに仲間入りしています」(スポーツ紙記者)  18年8月に開催された「Seventeen 夏の学園祭2018」で卒業イベントが行われた広瀬すずは、「セブンティーンモデルに入っていなかったら、この世界にも入っていない。今の自分は、ここにはいない」「ここにいる時間のすべてが私の青春でした」と、コメントしていた。

「同誌の人気モデルが卒業していく時、ネット上には読者から『寂しい』といった声が寄せられますが、同じように『Seventeen』に思い入れがあるタレントも少なくないはず。いずれ休刊が正式発表されたら、業界内外に衝撃が走るでしょう」(同)  “永久休刊”を回避し、いつの日か「『Seventeen』復刊!」の朗報を聞くことはできるだろうか。