騒然とする現場をとらえた映像。

はねられた男性が持つ自転車をよく見ると、車のフロント部分が引っかかっています。

そして、男性をはねた車は、「ズドン」と音を立てて、止まっていた別の車に猛スピードで突っ込んでいきました。

周りにいた人たちによって取り押さえられた、車を運転していた男。

駆けつけた警察官によって、殺人未遂の現行犯で逮捕されました。

先週金曜日、北海道苫小牧市のコンビニの駐車場で起きた車を使った危険な事件。

現場で何が起きたのでしょうか? めざまし8は、暴走する車にはねられた男性を取材。

一部始終がわかってきました。

暴走車にはねられた男性: まぁ頑丈な体でこのくらいで済んでよかったです。

これで済んでます。

これで済んでよかったね。

ただ足は別だけどね。

今も痛いですよ。

腫れてはいないけどね。

こう話すのは、先週金曜日、駐車場で自転車に乗っていたところを男が運転する車にはねられた66歳の男性。

血のにじんだ、絆創膏だらけの腕。

お腹のあたりにも痛々しい傷が残っています。

なぜ、男性を狙って、車で突進してきたのでしょうか? 暴走車にはねられた男性: 軽が(別の車を)押してきたの。

押してきて、でここで入ってきた。

これ跡がありますよね。

軽が押した跡。

押してきてまたぶつかってこうやったの… 男性が目撃したのは前の車に追突する瞬間です。

駐車場の入口近くで、前の車を押すような形で走る男の車。

タイヤがキュルキュルと地面とこすれる音をたてて空転し、白い煙があがります。

さらに、押された車を見てみると、 後方部分には、大きくへこんだ跡が。

何度も追突を続ける異常な運転を目撃した男性は、携帯電話で警察に通報しました。

“異常な運転”なぜ突如男性が狙われたのか 暴走車にはねられた男性: 110番と話してる中で、ナンバープレート、加害者のナンバープレート教えてくださいってことで、すっと近づいたんですよ間近まで。

たぶんそれが、私を標的にしようと思った原因じゃないですか。

私が近くまで行ったもんで、110番してるなということで。

ね、それしかないですよね、私を狙う原因はね。

このとき、車から降りてきた男が無言で男性を見つめていたといいます。

その直後、車に戻り、自転車にまたがった男性に向かって、アクセルが踏み込まれたようです。

暴走車にはねられた男性: あー殺すんだなと思いましたよ。

殺すんだなと。

巻き込んだらもう死んでましたから。

自転車もひいてましたから。

だからまあ、まあまあ私でよかったね。

私でよかった。

他の人だったらやられてた。

男性は、あわやのところで車の下敷きにならず、はね飛ばされたため、受け身をとることができたといいます。

一歩間違えれば、多くの死者が出た恐れもある車を凶器にした危険な運転。

さらに取材を続けると、駐車場に入る前から前の車に追突を繰り返していたことが分かってきました。

最初にトラブルが起きていたのは、片側2車線の見通しのいい道路。

駐車場近くの交差点で、信号待ちの車に追突した男の車。

目撃者: (男の車は)対向車線にいまして、その車が前の車に何回も突っ込んでいたんですよね。

その後、交差点から駐車場まで追突を続けながら運転したとみられます。

男は、前の車を運転していた女性にケガをさせたとして、20日、傷害の疑いで再逮捕されました。

自転車の男性をはねた殺人未遂の容疑については、「自転車をはねたが殺す気はなかった」と容疑を否認しているということです。