11. 06. 2021 中国侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館の楊彦君研究員が編集主幹を務めた文書・文献集「関東軍防疫給水部留守名簿」、「甲第一八五五部隊留守名簿」、「関東軍防疫給水部復七名簿」(3部・計5冊)がこのほど刊行された。

初公開となるこの1400ぺージ余りの核心的文書は、中国侵略日本軍第七三一部隊(略称「731部隊」)及び一八五五部隊の総規模、階級、隊員構成など詳細な情報を記録している。

新華社が伝えた。

731部隊問題の研究に関するこれまでの学術的成果は、細菌戦や人体実験など戦時犯罪行為、戦争責任、戦後被害などの問題に関するものが多く、731部隊全隊員の名簿など重要な基本的史実の研究は少なかった。

専門家によると、「留守名簿」などの文書の発見・整理・研究は731部隊の総規模、隊員の出身、身分構成及び日本の細菌戦体制など基本的史実の問題に関する研究を深めるうえで支えとなる直接的史料であり、際立った学術的・現実的価値を持つ。

特に731部隊のほとんどの隊員の情報が「留守名簿」によって初めて明らかになったことは、日本の細菌戦、731部隊の犯罪行為を全方向から知るうえで非常に重要な証拠となる。

今回「留守名簿」などの文書がまとめて刊行されたことで、中国侵略日本軍の細菌戦に関する史料文献の出版分野における中国の重大な空白部分が埋められた。

文書・文献集の出版を企画した上海交通大学出版社北京出版センターの安宏涛編集長は、「これまで国内では抗日戦争関連の書籍が多数出版されたが、中国侵略日本軍の細菌戦に関する文献や書籍は多くなかった。これらの核心的文書の初公表は、歴史の真相を復元し、学術研究を推進するうえで重要な意義を持つ」と述べた。