台日友好 犀牛妹艾瑪飛抵日本東武動物公園 台湾からミナミシロサイのエマちゃんがやってきた! 2021年6月11日 日本の埼玉県・東武動物公園は11日、台湾から繁殖のために送られたミナミシロサイが到着したと発表した。

5歳の「エマ」の最初のお見合い相手は、同動物園の10歳のモラン。

エマは、23頭の候補の中から選ばれた。

「おっとりとした性格」で、「めったにけんかしない」ことが決め手となったという。

アジア圏では近年、ミナミシロサイの飼育下での繁殖が進められている。

ミナミシロサイは世界自然保護基金(WWF)の評価で、絶滅危惧種よりも1段階低い「近危急種」に指定されている。

野生では1万8000頭ほどしか残っていないという。

■新型コロナウイルスの影響で遅れ エマは8日、台湾の六福村野生動物公園から16時間かけて日本に到着。

東武動物公園は、「飼育室の前に置いたコンテナをゆっくりと開けると、エマちゃんは恥ずかしがらずにまっすぐ飼育室に入っていきました」と説明した。

エマは3月来日の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で搬入が遅れていた。

しかし、この遅延の間にエマは引越しの準備をしていたようで飼育員から日本語の「おいで」や「だめ」といった言葉を教わっていたという。

また、六福村野生動公園の主任獣医師はAFPに対し、エマは「小柄で海外輸送しやすい」ことから、日本行きが決まったと話していた。

動物園や保護区などは、人の手によるミナミシロサイの繁殖を推し進めている。

一方、亜種のキタシロサイは現在、メスが2頭しか残っておらず、科学の力を借りなければ絶滅の可能性が高い。

サイの減少は、角を目的とした密猟が主な原因。

精力剤やがんの治療薬になるといわれているが、科学的根拠はない。