中国の王毅外相は韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相と電話で会談し、「他国の意見に同調すべきでない」と述べ、G7サミットに参加する韓国側を牽制(けんせい)しました。

 中国外務省の発表によりますと、9日の会談で王毅外相は「アメリカが進めるインド太平洋戦略は冷戦思考に満ち平和と安定に不利益だ」と指摘し、「中国は断固反対する」と強調しました。

 さらに、韓国は友好的な隣国との認識を示したうえで、「正しい立場を堅持し、他国の意見に同調すべきではない」と迫りました。

 11日にイギリスで始まるG7サミットに文在寅(ムン・ジェイン)大統領が参加するのを前に、アメリカを中心とする対中強硬路線に加わらないよう釘を刺した形です。