韓国も招待国として参加するG7サミット=主要7か国首脳会議がイギリスで開かれるのを前に、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は9日、中国の王毅外相と電話会談し、習近平国家主席の早期来韓などを議論しました。

先月の韓米首脳会談以降、韓国と中国の外相がコミュニケーションをとったのは初めてで、11日から始まるG7サミット直前に行われたという点で注目されています。

今回のG7サミットでは、中国をけん制するための方策が議論される可能性が高いとされているなか、王毅外相がこれをけん制するために鄭長官と電話会談を行ったのではないかという見方も出ています。

これに先立って、鄭長官は2月、就任から1週間で王毅外相と電話会談し、4月には中国を訪問し、韓中外相会談を開きました。

外交部によりますと、今回の電話会談で両外相は、韓中関係の発展に向けては高官級の交流が重要だという認識のもと、新型コロナウイルスが収束し次第、習主席の早期来韓を実現するために持続的にコミュニケーションをとっていくことで合意しました。

また、韓中関係未来発展委員会の構成や、ことしと来年に設定された「韓中文化交流の年」の関連プログラムに関して準備状況を共有し、準備が整い次第、公式に発表することに決めたということです。

そのほか、韓半島の非核化の実現と恒久的な平和定着という共同の目標を再確認し、このための協力方策についても議論したということです。

外交部はまた、鄭長官は、世界的な様々な問題について意見交換する際に「中国とアメリカの協力が国際社会の利益にかなう」として、「米中関係が安定的に発展していくことを希望する」という考えを伝えたと明らかにしました。

2021-06-10 12:14:37