国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が急ピッチで進む中、温度管理に失敗したり、希釈方法を間違ったりして、廃棄されるケースが相次いでいる。

自治体が公表した事例などをもとに、読売新聞が取材・集計したところ、全国で7000回分以上にのぼる。

 国立病院機構大牟田病院(福岡県大牟田市)や、神戸市の集団接種会場では、低温管理が必要な米ファイザー製ワクチンを常温で放置するミスなどで、それぞれ1000回分以上が廃棄された。

東京都港区では同ワクチンを規定の2倍に希釈してしまい、12回分を廃棄。

注射器に正しい液量が入っているかどうかなど、ミス防止策を徹底している。

 国内のワクチンの接種は2月17日から医療従事者らを対象に始まり、4月12日から高齢者らに拡大した。

接種回数は6月3日時点で、医療従事者らが計約809万回、高齢者らが計約751万回に達している。

 アメリカの複数のメディアは3日、3月末の時点で約18万回分のワクチンが廃棄されていたと報じました。

(アメリカは3月末の時点で1.5億回接種)