スコットランドの科学者らが、周りの健康な組織をほぼ傷つけずに、がん細胞だけを抹殺できる薬の実験に成功した。

「イブニング・スタンダード」紙が報じている。

この方法は、化学食品の化合物ががん細胞を殺すSeNBD分子と結合することに着眼したもの。

がん細胞は、健康な細胞よりもはるかに「貪欲」で、食べ物を必要とする特性がある。

このためガン細胞はSeNBDが現れるとこれを捕食しようとするが、実はSeNBDはガン細胞には有害だ。

しかもSeNBDが殺傷能力を発揮するのは光を当てた時のみであるため、薬剤を活性化させるタイミングは外科医が決めることができる。

このため健康な組織へのダメージや脱毛などの副作用の確率を減らすことができる。

科学者たちは、この薬を「トロイの木馬」に、またその効果を「メタボリック弾頭」に例えているが、一方でさらに多くの試験の必要性も唱えている。