五輪の強化試合に位置付ける試合としては…  五輪世代のU-24日本代表が国際親善試合を行ない、U-24ガーナ代表を相手に6対0の大勝を飾った。

A代表に0-3で完敗してから中1日、これは五輪に向けて明るいニュースになったのか……。

いや、僕は全くそう思わない。

僕だけじゃなく、少しサッカーを知っている人なら、この日のガーナがどんなレベルのチームかは一目瞭然だったはずだよ。

いや、サッカーを知らない人だって、先日のA代表とは比べ物にならないくらいレベルが低いチームだったことは分かったよね。

このチームを相手に何かを評価する、誰かを称賛することなんてできない。

それこそ、五輪代表の実力を勘違いさせてしまうよ。

 ガーナはハッキリ言って、五輪で戦うようなレベルの相手ではなくて、ユースレベル。

みんな小さいし、パスミスは多いし、アフリカの選手なのに日本人選手にフィジカルで負けてたよ。

6点なんて少ないほうだったと思うし、こんなワンサイドゲームが五輪に向けた強化にはならない。

   もう結果論にしかならないけど、こんなことだったら、オーバーエイジを3人使って、ベストメンバーでもう一回A代表と戦った方がよっぽど強化試合としては良かったよね。

せっかく、最終ラインもA代表のようなメンバーを組んで万全で臨んだのに、前半は1本もシュートを打たれなかったし、後半もカウンターから1本ピンチがあっただけ。

ボランチの田中と遠藤なんて、ほとんど敵陣でしか仕事をしていない。

もう本当にミスマッチでしかない。

 コロナのこういう時期に来てもらっただけでもありがたいと思うのか、いやギャラを払っているんだから、ちゃんとしたメンバーを送って来なさいよと思うのか。

ガーナのこのメンバーに文句の一つも言えないなら、日本サッカー協会もちょっと情けないんじゃない? 五輪への強化試合に位置付けた日本のベストメンバーに、相応しい相手では全くなかったわけだからね。

 ケガ人が出なかったことだけが収穫だよ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部