日本でオリンピック開催の是非についての議論が続くなか、来日する選手たちは今、何を思っているのでしょうか。

選手たちの“本音”を聞きました。

イギリス男子陸上、モハメド・ファラー選手:「考えすぎてしまう選手もいます。物事をより複雑に捉えてしまい、重荷に感じることもあるでしょう。選手にできるのは、練習を重ね、ベストを尽くすだけです」 アメリカ・フロリダ州で行われている、野球のアメリカ大陸予選に出場しているアメリカ代表チームの監督は東京大会へ参加することの不安はないと言います。

しかし… アメリカ代表、マイク・ソーシア監督:「(Q.東京に行くことへの不安は?)予選を勝ち抜いても、五輪が開催されなかったら、あまりにも残念です。状況が改善することを願っています」 アメリカのオリンピック委員会は、選手にワクチン接種を強制していませんが、多くの選手が済ませています。

それでも、大会期間中は、外部との接触が経たれた隔離生活が長く続きます。

不安はないのでしょうか。

アメリカ柔道男子90キロ級、コルトン・ブラウン選手:「(Q.日本に入国後も、選手は様々な規則を守る必要があるが?)今、五輪開催地として、日本ほど安心な国はありません。どんな規則でも守る覚悟です。反発する気はありません。人々の安全を守るためなら、なんでも従います」 ブラウン選手は去年3月末、よき理解者だった祖母を新型コロナで亡くしています。

アメリカ柔道男子90キロ級、コルトン・ブラウン選手:「当時は『まずは2週間のステイホーム』、それが『もう2週間』となり、『そうすれば感染拡大が収まり、日常に戻れる』と言われていました。ですが、実際は亡くなる人が増えていったのです。そこに祖母の死が重なり、私の中で考えが変わりました。『コロナは現実なんだ』と。“安全こそ第一”だと学んだのです」 今の日本の状況については、どう受け止めているのでしょうか。

アメリカ柔道男子90キロ級、コルトン・ブラウン選手:「(Q.残念ながら、日本では今でも感染拡大が続いています。大会延期・中止を日本政府に求める動きもありますが?)そのことは聞いていますが、あまり考えないようにしています。『開催されない』と考えだしたら、練習に身が入らなくなってしまいます。“開催される”として、稽古するだけです。中止なっても柔道を愛してますし『やり切った』自負は残ります」 2021年6月4日 23時30分