中日・根尾昂内野手(21)の遊撃ポジションはあるのか、ないのか…。

 目下、チーム内外で話題となっているのが根尾の守備位置だ。

4日現在、ここまで今季は44試合に出場して左翼スタメンは26回、右翼スタメンは13回で中堅も試合途中から1回守った。

しかし、途中出場や変更も含めてすべて外野ばかり。

OBの間では「今こそ一軍のショートで根尾が通用するのか、しないのかを試す絶好のチャンスなのに」との声が出ている。

 球界トップレベルの守備力を誇り、竜の不動の遊撃レギュラーとして君臨してきた京田が打撃不振で5月28日にプロ5年目にして初めて二軍降格し、現在も一軍に不在。

今季の根尾は入団以来こだわり続けてきた遊撃一本で勝負することをオフに宣言し、春季キャンプで京田と遊撃レギュラー争いを繰り広げてきた。

 それだけにチーム関係者も「首脳陣は京田には勝てないという判断で根尾を外野にしたわけだから、その京田が今は二軍落ちしているわけだから三ツ俣や堂上だけでなく、根尾にもチャンスを与えてやるべき。試合前の練習でも外野だけでなく、内野のノックも毎日のように受けているわけだから、根尾本人もショートをやりたくてうずうずしているはず」と話す。

 一方、別の関係者は根尾が外野の適性の方が高いことを示唆。

4日のオリックス戦(バンテリン)でも3試合ぶりに「7番・右翼」でスタメン復帰した根尾は3回に右前を落ちそうな打球を果敢にスライディングキャッチする華麗なプレーを披露した。

「正直、首脳陣はチーム戦略的にも根尾は外野の方がいいという判断だと思う。それに京田にも気を使っていて一軍復帰したときの居場所を確保してあげているのでは」とみている。

 いずれにしても根尾は遊撃レギュラー奪取が夢だけに、本人が納得する形で決着するのか注目されている。