柔道教室に参加した女児2人にキスをしたとして強制わいせつ罪に問われた無職の被告の男(69)の初公判が4日、大津地裁(大森直子裁判官)であり、男は起訴事実を認めた。

 検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。

判決は24日。

 起訴状によると、男は2月11日と3月25日、滋賀県草津市内の体育館でそれぞれ別の小学生の女児の口にキスをした、としている。

 検察側は「試合に勝ったらキスをするなどと言って従わせた。口止めをしたうえで常習的に繰り返しており、被害者の精神的苦痛は大きい」と主張。

弁護側は「暴力や脅迫はなく、反省している」として執行猶予付き判決を求めた。

 被害者参加制度を利用した女児の親たちは「立場を悪用し、素直な娘の心を踏みにじった。許すことができない」などと訴え、男は「罪を償います」と謝罪した。