※NHKニュース EUと英 フェイスブックを競争法違反の疑いで調査開始 2021年6月5日 7時07分 EU=ヨーロッパ連合は、アメリカのIT大手フェイスブックが広告主である他社のデータを利用して自社のサービスを有利にしている可能性があるとして、日本の独占禁止法にあたるEU競争法違反の疑いで本格的な調査を始めました。

EUは4日、フェイスブックがネット広告の市場でEU競争法に違反している疑いがあるとして本格的な調査を始めたと発表しました。

EUによりますと、SNSを運営するフェイスブックは700万の企業から広告を集めていて、利用者の趣向など、大量のデータを得られる立場にあります。

また、このSNSとは別に個人間で売買を行う「マーケットプレイス」も運営していて、SNSの広告主の一部が競合相手になっているということです。

EUは、フェイスブックが広告主の競合企業から得たデータを活用し、自社が運営する「マーケットプレイス」が有利になるように広告表示をしている疑いがあるとみていて、声明で「デジタル経済の時代に競争をゆがめるようなデータの使い方はあってはならない」としています。

また、イギリスの「競争・市場庁」も4日、フェイスブックに対して同じ調査を始めたことを明らかにし、EUと緊密に協力しながら調査を進めるとしています。

これに対してフェイスブックは「調査には全面的に協力し、指摘はあたらないことを示したい」とコメントしています。

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