名優ジョディ・フォスターが、第74回カンヌ国際映画祭のオープニング・セレモニーで、名誉パルムドール賞を授与されることが明らかになった。

 これまで同賞は、女優ジャンヌ・モロー、ジェーン・フォンダ、男優ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロン、ベルナルド・ベルトルッチ監督、アニエス・ヴァルダ監督などが受賞している。

 1962年に米カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれたジョディは、3歳からコマーシャルに出演し、子役として数々のテレビドラマに出演。

マーティン・スコセッシ監督作品『タクシードライバー』(1976)で、わずか13歳でカンヌ国際映画祭にデビューし、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

 その後、『告発の行方』『羊たちの沈黙』で2度のアカデミー賞主演女優賞を受賞し、地位を確立した後、『リトルマン・テイト』で映画監督にも初挑戦。

その後、エッグ・ピクチャーズ・プロダクションを立ち上げ、製作にも携わりながら、長い間、ハリウッドのトップ女優として活躍してきた。

私生活では、レズビアンであることをカミングアウトし、現在は、写真家アレクサンドラ・へディソンと同性結婚している。

 今回の決定について「すでにわたしは審査委員長を務めましたが、初めてのクロワゼット大通りの体験は、わたしの人生において決定的な瞬間になりました。わたし自身の映画をここ(カンヌ国際映画祭)で紹介することは、ずっとわたしの夢でした。カンヌ国際映画祭がわたしのことを考えてくださって、とても光栄に思います。また新しい世代の映画製作者たちと、いくつかの知恵を共有し、冒険を一つ二つ伝えたりできることを非常に光栄に思っています」とコメントしている。

(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)