水曜日の映画館といえば「レディースデー」。

TOHOシネマズは7月14日から、女性向けのサービスを見直し、男女問わず割り引くことにした。

より多くの人が安く、映画を楽しめるのだから大変ありがたいことだ。

だが、すっかりおなじみになっていたサービスを改める理由は?(大平樹) 「経緯や理由は答えられません」。

広報担当者はぴしゃりと言った。

千九百円の鑑賞料金を千二百円に割り引くTOHOシネマズのレディースデー。

見直す狙いやいきさつを広報担当者は答えず、「誰もがお得に映画を見てもらえるように設定した」とだけ説明した。

■ 80年代に導入か レディースデーは多くの映画館で採用され、TOHOシネマズでは、遅くとも一九九九年に前身の会社が始めていたという。

その起源ははっきりしない。

日本社会情報学会に出された研究論文では、八〇年代初頭に複数の成人映画館で導入され、九〇年代にシネコンが増えるとともに定着したという。

ただ、今は「女性向け」「男性向け」というサービスには厳しい意見がある。

そういった世の流れが今回の見直しに影響していないだろうか。

「性差別や性的マイノリティーにどう向き合うかは、映画界の関心事だ。

製作… ▽ 続きは有料記事なので、無料記事のみ引用しました