ダイアモンドオンライン5/22(土) 6:01 ソーシャルゲームは一度ハマると底なし沼…。

それゆえに警戒して「無課金」を続けるユーザーも多いところだが、一線を越えるのはどのような瞬間なのか。

● スマホの存在感が高まる自粛期間 ソーシャルゲームも依然として人気 おうち時間が増える生活の中で、スマホはぬるま湯につかったような安寧の時間をたっぷりと提供してくれる。

人によっては神の、もしくは悪魔のガジェットである。

スマホで何をするか、時間の割り振り方は人それぞれだが、SNS、ネットサーフィン、動画視聴、マンガなどで楽しんでいる人が多いだろう。

ゲームも代表的なコンテンツの一つだ。

スマホでプレーできるゲームもいろいろだが、その中でも人気を博しているのが、ネットを介してみんなでワイワイやる類いのゲーム、通称“ソシャゲ”(ソーシャルゲームの略)だ。

従来のゲームのあり方を大幅に変えた課金システムは、このジャンルで頻繁に導入されている。

※なお、“課金”という言葉は最近では「ゲーム会社にお金を支払う」というように、支払う側の行為を示す言葉として広く使われているが、本来これは誤用で、正しい意味は「支払いを課すこと」であるらしい。

用例は「家賃が課金される」となる。

本稿ではここから先、誤用の方の“課金”について、基本的に「入金」と表記したい。

子どもは入金をするにも親の承諾が必要だが、大人は何をするにも自己責任であり、つまり入金するもしないも自由である。

その実態をいくつか紹介したい。

● 初めて“ゲーム入金”するおじさん 自分にいろいろ言い訳をする 第一に紹介するおじさんは、筆者自身である。

実は先日、初めてスマホゲームに入金した。

筆者世代はバリバリのファミコン世代。

ゲームは「ハードとソフトの代金を最初に支払ったら、あとは未来永劫無料で遊べる」というコンシューマーゲームたる遊び方に慣れきっていて、ゲームを進めていく上で随時入金していくやり方には、どうしても抵抗がある。

最近はコンシューマーゲームでも購入用の追加コンテンツを用意するケースが増えたが、面白かった作品なら追加コンテンツでも喜んで購入する。

しかし基本無料のスマホゲームに入金するのにはどうしても抵抗があった。

スマホゲームにおける入金システムは、主にガチャと時間短縮のために用意されている。

目当てのキャラやアイテムをゲットするために1回300円くらいのくじ引きをしたり、レベル上げやプレー待ち時間短縮のアイテムを買いあさったりするのである。

また、同じゲーム内でも“無課金者”と“課金者”では、たとえば戦闘力のようなものに大幅な差が出てくる。

“課金者”にもグレードがあって、わずかな額を入金して楽しむ“微課金者”や、多額を投じる“重課金者”、際限なく入金し続ける“廃課金者”などがいる。

“無課金者”は“微課金者”に食い物にされ、“微課金者”は“重課金者”に打ちのめされ、“重課金者”は“廃課金者”に蹂躙(じゅうりん)されるという弱肉強食のピラミッドが、ソシャゲにはある。

筆者は「最終的に資金の多寡が勝敗を決するゲーム」と思うと、どこか冷めてしまって、あまりのめり込むことができなかった。

しかしこの度、アプリで面白い漫画に出合い、続きが気になってどんどん入金して読み進めていった。

そんな時、マンガアプリによく併設されている「(ゲームなどで)条件を満たせば無料で閲覧ポイントゲット!」といったキャンペーンの存在を思い出し、キャンペーンを活用してみることにした。

そこで8000円相当のポイントがゲットできるという、あるゲームを始めてみることにした。

自分の城を育ててあるレベルまで達するのが、ポイント獲得の条件である。

内政や他国との戦争が主になったシミュレーションゲームだったが、そこに「初心者応援パック」のような名目で、120円で時短アイテムが売られていた。

元々の目的は漫画を読み進めることであり、ゲームが早く進めばその分早くポイントがゲットできて漫画にありつける。

これは120円だから漫画2話分、たいした金額でもないし、と自分にいろいろと言い訳をしながら入金した。

するとその後段階的に、「初心者応援パック2」のような名目で、またお買い得な時短アイテム詰め合わせが売られていた。

600円くらいである。

金額はグッと上がったが、一度入金したことで抵抗がすっかり薄れ、よしこれも買ったろう、あれも買ったろうとやっているうちに、ひと月で総額2000円弱の入金となって現在に至る。

(以下リンク先で)