日本と韓国の間には竹島(韓国名:独島)をめぐる対立や歴史問題などがあり、報道では日本に激しく反発する韓国人の姿が取り上げられることがある。

こうした姿は中国でも報じられ、韓国は反日感情が強い国というイメージを持つ中国人は多いようだ。

しかし、中国メディアの網易は26日、「すべての韓国人が反日だというのは、中国メディアの作った虚像だ」とする記事を掲載した。

 記事はまず、「韓国人は反日」というステレオタイプの見方は、「中国メディアの大げさな宣伝」によって作られた思い込みだと指摘している。

中国でよく報じられるのは、慰安婦問題などに抗議した過激な行動に出る韓国人だが、それは「一部の人」だとした。

 では、それ以外の韓国人はどうなのだろうか。

記事は韓国人の反日行動は「パフォーマンス」の部分も含まれると主張している。

まず、日本に対する態度は「右派か左派かにより決まる」と指摘した。

右派は日本統治時代に軍や政治でトップにいた人や、当時の勝ち組、つまりエリートたちだったという。

韓国では日本が撤退した後も彼らが政治を握ったため、「パフォーマンスとして日本に反対しなければならなかった」と分析した。

しかし実際には親日・親米で、同時に国内の財閥ともつながっているとした。

 記事によると「左派」には3種類いるという。

日本の植民地支配に断固抵抗していた人、戦後社会主義に傾いた人、そして民主化の時代に当時の軍事独裁政権に反対していた人たちだ。

いずれも政治的な理由で反日・反米であり、財閥にも厳しい態度を示すと説明した。

 記事は最後に、いずれにしても「日韓摩擦は中国にはあまり関係ない」と主張している。

日本も韓国も米国のコントロール下にあるためで、中国人にとっては「他人の家のいざこざ」なのだという。

記事は、韓国の反日感情については「中国メディアによる虚像」だと主張しているが、こうした見方は中国国内においては比較的珍しい主張だといえそうだ。

(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)