シャルケは現地時間20日に行われたブンデスリーガ第30節でアウェーでアルミニア・ビーレフェルトに0-1で敗れ、クラブ史上4度目の2部降格が決定。

試合後にゲルゼンキルヘンに戻ったチームにはさらなる悪夢が待っていた。

報道によれば、現地時間21日1時にチームバスが本拠地ヴェルティンス・アレーナに到着すると、500~600人ほどのファンに迎えられたとのこと。

その一部はシャルケの選手を追いかけ暴行を加えるなどで、流血した選手も何人か見られたという。

結局、暴走化の懸念から数百人を動員した警察により、さらなるエスカレートが避けられたようだ。

クラブはそれを受け、翌朝には声明を発表。

「2部への降格に対するフラストレーションや怒りは理解できても、クラブは選手や従業員の安全が物理的な危険にさらされることは絶対に認めることはない。昨夜にはまさにその事態が何人かの個人により巻き起こされた。クラブはそういった行為を強く非難し、当然従業員を守ることを誓う」と強調し、調査を開始したとも伝えている。

一方で、名前を明かしていないシャルケ選手が『シュポルト1』で前夜について言及。

次のように振り返った。

「彼らに大声で『恥を知れ』、『来シーズンここに残らないヤツはさっさと失せろ』と怒鳴られた。じゃないと、『生き地獄を味わわせてやる』とも言われた。それからタマゴを投げつけられた。そして爆竹が鳴って状況が完全にエスカレートしたんだ。ファンは僕らに襲いかかってきた。それからはひたすら走った。恐怖しかなかったよ、恐怖!自分はひたすら走った。何人かは蹴られ、殴られた。ショックを受けているよ。これからの試合でどうすればいいのか分からない」 また、同選手はクラブ側の対応に苦言。

「そもそもなぜファンのところに行かせられたのか理解できない。クラブ側にはちょっと話をするだけと言われたんだ。その間、警察は下で待っていた」とも話していた。

シャルケが2部でプレーするのは30年ぶり。

2017-18シーズンは2位でフィニッシュし、その翌シーズンにはチャンピオンズリーグにも出場した名門のサポーターの一部にとって、2部行きは極めて受け入れ難いかもしれない。