身が細った天然ウニを買い取り養殖 水産会社の施設が完成 ※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を エサの海藻がなくなって身が細った天然のウニを買い取って養殖し、 商品価値のあるウニに生まれ変わらせるというユニークな事業に取り組む国東市の水産会社が、 本格的なビジネスに向けて養殖施設を完成させ、23日、落成式を行いました。

国東市の水産会社「大分うにファーム」は、身の細った天然のウニを漁業者から買い取って 陸上の施設で養殖し、特産品として販売しようと、4年前から ノルウェーに拠点を置く企業と共同で取り組んでいます。

ウニは地球温暖化などが原因で増えすぎてエサの海藻を食い尽くした結果、 身が細って商品価値がなくなったもので、会社では養殖を通じてビジネスと水産資源の保全の両立を目指しています。

23日は、新たに完成したウニの養殖施設の落成式が地元の関係者などを招いて開かれました。

養殖施設は鉄筋造りの2階建てで、ウニを育てる84台の水槽や水槽の水を 浄化して循環させる装置が備えられています。

ウニにはおよそ2か月間、昆布を原料とした独自のエサを与え、7月上旬には およそ3トンを出荷できる見通しです。

これらのウニは県内の飲食店や旅館で味わうことができるほか、台湾のホテルなど 海外にも一部がサンプルとして送られる予定です。

「大分うにファーム」の栗林正秀社長は「循環型のビジネスモデルが成功し、 ほかの地域でも導入してもらえるよう、頑張っていきたい」と話していました。

04/23 14:51