プロ野球GW無観客へ 「緊急事態宣言」余波…東京D、神宮、京セラ、甲子園が対象に 4/23(金) 5:00配信  政府は22日、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく緊急事態宣言を東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発令する意向を固めた。

期間は25日-5月11日で、プロ野球の開催に影響が出るのは必至となった。

 今回は大阪府の吉村知事、東京都の小池知事だけでなく、政府も「人流の抑制」を強く求めている。

大型商業施設への休業、飲食店への酒類不提供などに加え、社会生活の維持に必要なイベント以外は無観客を要請する。

試合開始前後に少なくとも5000人の人流を生むプロ野球などのスポーツイベントは、政府の方針に従わざるをえない。

販売済みのチケットの払い戻しに関しては、昨年の開幕延期の際に経験済みで、大きな混乱は生じないとみられる。

 対象地域に本拠地を持つのは巨人、ヤクルト、阪神、オリックスの4球団。

期間中に4都府県で予定されている公式戦は25日の巨人-広島(東京ドーム)、ヤクルト-中日(神宮)、阪神-DeNA(甲子園)を皮切りに、セ20試合、パ7試合の計27試合で、期間の延長や発令される範囲の拡大によって、さらに増える可能性がある。

 日本野球機構(NPB)はサッカーJリーグと連携し、昨年から定期的に新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。

19日の会議後の会見で斉藤惇コミッショナーは「自治体が決定権を持っているが、『緊急事態宣言=無観客』はできるだけ避けてもらいたい」と、入場制限を設けての有観客開催を希望していた。

◆アマチュア野球も無観客へ  アマチュア野球では25日に東京六大学リーグの慶大-明大、早大-立大の2試合が神宮球場で開催予定。

東京六大学連盟では現在、観客数の上限5000人で開催しており、緊急事態宣言が発令された場合は政府、自治体の指示に従う方針で、東都大学野球連盟などとともに無観客開催も想定している。

また、高校野球も春季東京大会準決勝が24日で、決勝が25日。

5月15日開幕の関東大会(山梨)出場は2校で、1、2位は抽選で決定する可能性もある。

◆プロ野球・昨季の経過  新型コロナウイルス感染拡大を受け、2月26日の12球団代表者会議で、オープン戦の残り試合を無観客で実施することを決定。

3月9日には同20日の開幕延期が決まった。

4月7日に7都府県から始まり全国に拡大した緊急事態宣言が、5月25日に全面的に解除。

政府の基本的対処方針で当面は無観客での開催を余儀なくされ、6月19日に史上初の無観客で開幕。

7月10日から最大5000人で観客の受け入れを開始し、9月19日から収容人数の50%を上限とし、各球団の判断で観客数を拡大した。