感染拡大の背景に三重変異株か メディア「Times of India」によれば、昨年後半に「E484Q」「L452R」の遺伝子が変異した二重変異株「B.1.617」が、マハーラーシュトラ州などで発見されたという。

しかし最近、インドのマハーラーシュトラ州やデリー、西ベンガル州の街などでは、この二重変異株にもう一つの変異が組み合わさった三重変異株が患者から検出されているそうだ。

そして科学者は、現在インド国内で感染が広がっている背景に、この三重変異株の影響があると見ている。

抗体への耐性を身につけている? McGill大学のMadhukar Pai教授によれば、この三重変異株はより感染力が強く、多くの患者がすぐに症状を悪化させるという。

インドでは新型コロナの感染が拡大しており、4月21日には過去24時間で2000人が死亡。

1日で約30万人の新規感染者が確認されているそうだ。

しかしインドではゲノム解析が進んでおらず、全体の1%にも満たない数しか解析できていない。

二重変異株の段階での解析の遅れが、蔓延拡大に繋がったと見られている。

科学者によれば、二重変異株は感染力も強く子供にも影響を与えており、また三重変異株の3つの変異体のうち2つは、免疫逃避反応、つまり抗体への耐性を身につけているという。

またワクチンの効果についてはまだ分かっていないが、この三重変異株はCovid.に対して獲得された自然免疫をも擦り抜ける、何らかの能力があると考えているという。