新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、秋田県の佐竹知事は、県外との往来を抑えるために、 八幡平アスピーテラインと鳥海ブルーラインの2つの観光道路を、大型連休の期間、閉鎖する考えを示しました。

秋田県では、法律的な課題も含めて閉鎖が可能かどうか、23日の対策本部会議などで検討することにしています。

鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ八幡平アスピーテラインと、 にかほ市と山形県遊佐町を結ぶ鳥海ブルーラインの2つの観光道路は冬の間、雪のため閉鎖されますが、 例年、春先から除雪作業が行われて4月中旬から下旬にかけて開通し、大型連休には雪の回廊や雄大な風景を楽しむ観光客でにぎわいます。

しかし、ことしは、全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大していて、県内でも、新たな感染者が増加傾向にあるうえ、 変異ウイルスへの感染も確認されていることから、県は今月、独自の警戒レベルを1段階引き上げて、 県外との不要不急の往来を自粛するよう求めています。

こうした中、佐竹知事は、22日午前、取材に対して、県外との往来を抑えるため、 大型連休の期間、八幡平アスピーテラインと鳥海ブルーラインを閉鎖する考えを示しました。

一方で、閉鎖にあたっては法律上の課題もあることから、秋田県では、23日に開く新型コロナウイルスの対策本部会議などで、 閉鎖が可能かどうか、具体的に検討することにしています。

また佐竹知事は、来週にも、東北6県と新潟県の7県が共同で、「県境をまたぐ往来の自粛を呼びかける宣言」を出す考えも示しました。