ビットコイン(BTC)に特化した技術や投資ソリューションを提供するNYDIGは8日、1億ドル(約110億円)を資金調達したことを発表した。

今回の出資には戦略的パートナーの損害保険企業が参加。

調達した資金は企業の成長に充てると説明しており、これから世界の人々に向けて、ビットコインで支払いができる保険商品の開発を行うとしている。

NYDIGは先月も、大手保険企業のMassMutualやNew York Life、NYDIGの親企業Stone Ridge Holdings Group、また米大手金融企業モルガン・スタンレーらから資金調達したことを発表。

その時は、合計で2億ドル(約220億円)の出資を受けている。

今回の出資に参加したのは損害保険事業に特化したStarr InsuranceやLiberty Mutual Insurance、その他にも損害保険企業が投資を行なっているという。

NYDIGの創設者Ross Stevens氏は今回の発表で、法定通貨の価値が低下することに懸念を示した上で、以下のようにコメントを寄せた。

  我々は保険に頼る多くの人々をビットコインが支える明るい未来を見据えている。

Starr Insuranceらの保険企業が株主として加わり、ビットコインで支払いができる保険商品の実現に取り組むことが可能になった。

NYDIGのRobert Gutmann最高経営責任者(CEO)は、世界の損害保険業界は巨大で、年間1兆ドル(約110兆円)超の請求が行われていると説明。

「ビットコインの利用を保険業界という新しい領域に広げるためにも、保険企業の出資を歓迎したい」と述べている。