韓国京畿道高陽市で8日、東京五輪出場権をかけた女子サッカーのプレーオフ第1戦が行われ、中国が韓国に2-1で勝利した。

韓国メディアからは中国サポーターの観戦マナーに対する苦言が相次ぎ、中国メディアもそれに応戦している。

同日午後4時に開始されたこの試合は32分、ロングボールに抜け出した張馨(ジャン・シン)が決めて中国が先制する。

一方、ホームで負けられない韓国も39分に鮮やかなミドルシュートで同点に追いつく。

一進一退の攻防が続く中で迎えた71分、ペナルティーエリア内での接触から中国がPKを獲得。

これを決めてリードした中国は、韓国の猛攻をしのぎ切り、アウェーで貴重な勝利をもぎ取った。

中国と韓国はスポーツの試合で激しい火花を散らすことで有名だが、この試合をめぐっても双方のメディアが「舌戦」を繰り広げている。

韓国メディアのマネーSは「中国サポーター、無作法で防疫ルールを守らず」と題する記事を掲載。

新型コロナウイルスへの感染対策で声を出しての応援が禁止されていたにもかかわらず「前半終了間際やPKの場面で声を張り上げる様子が撮影された」とし、「防疫ルールを無視したのは残念だ」と指摘した。

また、「一部の中国サポーターは韓国側の応援席で中国国旗を振って応援していた。サッカー協会は両チームのファンの座席を分けて販売していたが、応援マナーは守られていなかった」とも伝えている。

ほかにも、ニュース1は「一部の中国サポーターはホーム側のスタンドで観戦していた。新型コロナ感染の危険があり、両チームのサポーター同士の衝突にもなりかねない」と、STNスポーツは「中国サポーターは(声を出して応援してはいけないという)ルールを無視し、中国が攻撃するたびに声を上げていた」と報じたという。

これに対し、中国のスポーツメディア・新浪体育は「負けた後、韓国メディアは試合ではなく、現場で観戦していた中国サポーターに狙いをつけた」と皮肉交じりに報道。

スポーツ関連の情報を発信する自メディアも「中国のサポーターだけではなく韓国のサポーターも声を上げていた」「中国の選手・スタッフは試合中にきちんとマスクをしていたが、韓国側は試合中にマスクを外して大声で指示を出していた」などと報じ、韓国の報道を「負け惜しみ」と批判している。

第1戦を勝利して東京五輪出場に王手をかけた中国。

第2戦は13日に、中国のホーム(江蘇省蘇州市)で行われる。

(翻訳・編集/北田)