ツインバード工業が8日発表した2021年2月期の連結決算は、最終損益が1億6400万円の黒字(前の期は1億3300万円の赤字)に転換した。

新型コロナウイルスワクチンを輸送・保管する保冷庫の販売が伸びた。

昨年11月以降、本社のある新潟県で地元企業と協業して増産体制を整え、急な需要拡大に対応した。

売上高は前の期比3%増の125億円、営業利益は3.4倍の6億800万円だった。

ワクチン保冷庫は国内で1万台受注し、前期中に厚生労働省向けの5千台を納入した。

保冷庫関連事業の売上高は5倍の15億5300万円、営業利益は5億1100万円と10倍以上に膨らんだ。

22年2月期通期の業績予想は合理的な算定が困難として開示しなかったが、21年3~8月期の予想を開示した。

4月に武田薬品工業へのワクチン保冷庫の納品が完了するなど引き続き保冷庫がけん引し、売上高は前年同期比37%増の72億円、最終損益は2億円の黒字(前年同期は1億2000万円の赤字)を見込む。

年間配当は記念配3円を加えて15円とする。

前期は普通配のみで12円だった。

2021年4月8日 21:09 日本経済新聞