史上最年長78歳の弁慶に万雷拍手 松本白鸚1151回目熱演に孫の染五郎「いつかやらせていただきたい」と熱望 4/4(日) 5:01 中日スポーツ 弁慶を熱演する松本白鸚 歌舞伎俳優の松本白鸚(78)が3日、東京・東銀座の歌舞伎座で開幕した「四月大歌舞伎」の第一部「勧進帳」に出演。
本興行では史上最年長となる78歳で武蔵坊弁慶を演じ、客席から万雷の拍手が送られた。
白鸚が弁慶を演じるのは2018年4月の名古屋・御園座の公演以来約3年ぶり。
通算1151回目となったこの日の舞台では長男の松本幸四郎(48)が富樫左衛門役で共演。
祖父と父親の熱演を目の当たりにした市川染五郎(16)は「いつかやらせていただきたい」と熱望した。
初日を前に「覚悟を決めて勤めたい」と語っていた白鸚。
上演中、弁慶が客席に背中を向けるたびに「シューッ」という呼吸を整えるような音が何度も響き渡り、実弟の中村吉右衛門(76)が体調不良という暗雲が歌舞伎界を覆う中、文字どおり命がけの演技に観客の目はくぎ付けとなった。
今回の「勧進帳」は白鸚と幸四郎が日替わりで弁慶を演じる初の親子競演で、白鸚は12回出演して現役最多となる1162回まで記録を更新する見込み。
28日の千秋楽は幸四郎が弁慶を演じる。
(おわり)
本興行では史上最年長となる78歳で武蔵坊弁慶を演じ、客席から万雷の拍手が送られた。
白鸚が弁慶を演じるのは2018年4月の名古屋・御園座の公演以来約3年ぶり。
通算1151回目となったこの日の舞台では長男の松本幸四郎(48)が富樫左衛門役で共演。
祖父と父親の熱演を目の当たりにした市川染五郎(16)は「いつかやらせていただきたい」と熱望した。
初日を前に「覚悟を決めて勤めたい」と語っていた白鸚。
上演中、弁慶が客席に背中を向けるたびに「シューッ」という呼吸を整えるような音が何度も響き渡り、実弟の中村吉右衛門(76)が体調不良という暗雲が歌舞伎界を覆う中、文字どおり命がけの演技に観客の目はくぎ付けとなった。
今回の「勧進帳」は白鸚と幸四郎が日替わりで弁慶を演じる初の親子競演で、白鸚は12回出演して現役最多となる1162回まで記録を更新する見込み。
28日の千秋楽は幸四郎が弁慶を演じる。
(おわり)