郡山市は1日、高齢者を対象とした新型コロナワクチン接種の予約受け付けを始めた。

電話とインターネットによる先着順で受け付け、12日から行う初回接種の970人分は50分で予約が埋まった。

次回の受け付けは26日の予定で、5月10日から行う接種人数は未定。

受け付け開始の午前8時30分からアクセスや電話が殺到。

20回線の電話を準備したコールセンターでは、電話が鳴り続けた。

受け付け終了後も2時間30分程度、つながらなかった人に「ただいま回線が混み合っております。しばらくたってからおかけ直しください」 との自動音声案内を出し続けるトラブルもあった。

混乱含みの受け付け初日となったことから、市に問い合わせが相次いだ。

コールセンターに電話をかけ続けたというタクシー運転手の木立肇さん(67)は 「開始直後から十数回かけても全くつながらず、予約が終わってしまった」と話した。

木立さんは心臓に持病を抱えているためできる限り早くワクチンを打ちたいと考え、接種の際に準備する書類にも既に記入して電話したという。

「市はもっと多くの人が接種できるようになってから予約を開始すべきではなかったのか。段取りが悪過ぎる」と憤った。

市民からはこのほか、「インターネットでの予約の仕方がよく分からない」などの声も聞かれた。

郡山市ワクチン接種プロジェクトチームの松田信三室長は「予想をはるかに上回る早さで予約が埋まり、 ここまで殺到するとは想定外だった」と陳謝。

市は次回以降、コールセンターの回線増設を検討する。

また、市は予約を終了したにもかかわらず自動音声案内を切り替えなかったことについて 「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」とのコメントを出した。

市によると、高齢者のワクチン接種の受け付けを始めたのは県内初という。

受け付け開始直後から電話が殺到した郡山市の予約専用コールセンター