ジェネリック医薬品について国が承認しない工程で製造されていたことが相次いで明らかになる中、厚生労働省はメーカーが多すぎるために品質より生産量が優先されているおそれがあるなどとして、業界の再編に向けた検討を始めました。

ジェネリック医薬品をめぐっては、国が承認していない工程で製品を製造していたなどとして2月以降、福井県の「小林化工」と富山県の「日医工」が相次いで業務停止命令を受けています。

24日は厚生労働省などが日医工の主力工場に立ち入り調査を行い、中医協=中央社会保険医療協議会でも一連の問題について意見が交わされました。

委員からは「同様の問題はほかの企業でも10年以上前から繰り返されていて抜本的な対策が必要だ」とか「高価でも新薬のほうがいいと国民が判断すれば医療費が削減できず国の損失になる」といった意見が相次ぎました。

厚生労働省によりますと、これまでもメーカーや生産する品目が多すぎて業界の競争が激化し品質より生産量が優先されているといった指摘が寄せられているということです。

このため厚生労働省は業界の再編に向けた検討を始めていて、ことし夏ごろまでに一定の結論を出すことにしています。